子どもが生まれて早100日…
子どもの成長はうれしいけど、初めて行うお食い初めに戸惑う人も多いと思います。
ママだってまだ100日目。どんな準備をしたらいいのか分からないことだらけですよね。
ここでは、お食い初めを自宅で行う場合の準備物や、費用について紹介します。
そして、おそらくもっともリーズナブルなメニューで私が実践した一番安い方法まで。
お食い初めって何?

「お食い初め(おくいぞめ)」とは、赤ちゃんの生後100日頃に、一生食べ物に困らないようにと願いを込めて、ご馳走を食べさせる真似をするお祝いのことです。
自宅に両家の祖父母を招いて、お食い初めの儀式を行います。
ただ、最近では祖父母は呼ばずに、赤ちゃんとお父さんお母さんだけで行うことも多くなっています。
準備するもの
食器:漆器(普通の食器でも代用可)
食器は、男の子は朱塗り、女の子なら外側が黒塗りで内側が朱塗りの漆器の祝い膳が伝統的なようですが、そこまでこだわりがないならベビー食器や普段の食器で代用で良いと思います。
料理:鯛、赤飯、煮物、お吸い物、香の物、梅干しなどが一般的。
それぞれの料理には意味があります。
- 鯛:めでたい(鯛)
- 赤飯:魔除け
- 煮物:筑前煮を作る地域が多いようで具材によって縁起の良い意味がある
- お吸い物:貝(ハマグリ)良い伴侶に巡り合える
- 香の物:「紅白なます」は「おめでたい」
- 梅干し:シワシワにな流まで長生きできるように
歯固めの石:赤ちゃんに丈夫な歯が生まれることを願うためのものだそうです。
歯固めの儀式用の石。お宮参りの神社などでもらうことができます。
お食い初めのあとは、神社にお返ししたり、記念にとっておくといいそうです。
なるべく安く、簡単にするには?
最近では、お店でお食い初めの祝膳ランチをしたり、料亭から祝膳を宅配してもらったりできるようですね。両家の親を呼んで盛大にやる場合、しっかり執り行うのももちろん良いことなのですが、私はぶっちゃけ「赤ちゃん0歳でわかんないし…」と思ってまして…、安く、簡単に、財布にも準備をする自分の身体にも負担のないようにすることを心がけました。


この写真は私がお食い初めをした時のお料理の写真です。
食器はベビー用の離乳食プレートでその他は大人用の食器やお箸で代用しています。
鯛を義母が購入してくれたので、我が家からの実費は800円くらい…!笑
- 鯛:23センチで2300円くらいだったそう。
- 赤飯:レンチンできるやつ1パック購入。¥100
- 煮物:筑前煮の水煮パックで調理。¥320
- お吸い物:ハマグリをアサリで代用。¥330
- 香の物:大根5cm分と人参5cm分。¥100分くらい?
- 梅干し1個。
- あと、緑の色味を入れるために、豆苗をお吸い物や煮物に入れてます。
伝統的な準備物とは違うけど、願いを込めてみんなでお祝いしたよっていう思い出はちゃんと残せたかなと思います。正直、これで十分かなと感じます。
鯛の準備だけは通販に頼るのがおすすめ
私は結果的に義母が鯛を用意してくれたのでよかったのですが、育児をしながらではスーパーなどに鯛を予約して取りに行くのも一手間ですよね。
最近では、通販で鯛(焼いている状態)やハマグリのセットを購入できるようです。
時価によるかと思いますが、私が見たときは、鯛とハマグリのセットで1900円というのがあったので、スーパーで買うより安い物も見つかるかもしれません。
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鯛と祝膳のセットも通販で購入できます
もう、素材をそれぞれ買うことすらしんどい… という方は、全部セットになったお祝膳を頼むのも本当に一つの手だと思います。
あれやこれや考えず、睡眠時間確保というのも一つの手です。
お子さんの成長をお祝いする儀式、準備に負担を感じて疲れてしまわないように。
お食い初めを越えたら、時期によっては初節句などもありますが、ひとまず1歳の「初誕生」までは一休みできますよ!